貫き通した純愛14

2013年10月08日 17:53

私リューネは、これまでの流れを全く知りませんでした。

普通に職場で適当にサボりながら、のんべんだらりと暮らしていたとき。

だーさんから一本の連絡があったのです。

内容は非常に簡単でした。

うちらと一緒に住まないか?と。

 

正直、私はどうしたものかと迷った部分があります。

私の持っている資格では、行く先で仕事が無いかもしれない。

ましてや、知らない地域。

でも、まぁそういうのもありかな?と多分10秒くらいで判断して、オッケー出しました。

すぐに職場を辞め、荷物を全て整理して、その日を待ちました。

 

そしてその日。

自宅玄関前で、クラクションが鳴らされました、もちろんだーさんです。

 

待ってましたー!とばかりに喜び勇んで外に出てみたら、緑一色のトラックの集団が。

あぁ、そういえばかつてはこんなトラックもありましたね。

で、だーさんの乗ってるトラックに乗るのかと思ったら、まさかのだーさんの同僚のトラック。

はじめまして~程度から先は、ずっと私寝てた覚えしかありません。

ごめんなさい同僚さん。

 

数時間の後、到着した場所は・・・。

新幹線は到着します。

田舎ではありませんが、田舎です(地元ほどではないんですけど)。

駅前が、だだっ広いです。

高い建物が、殆ど見えません。

その駅から、更に進むこと10分ほど。

 

新しい住居がそこにありました。

過程は省きますが、引っ越しを完了させて、一段落。

 

そして、長い長い生活が始まっていくのです。

あっぽは、無事近所の女子校に合格し、大人しく目立たないようにしながら卒業まで持ち込み、これまた近所の四大の文学部に合格。

だーさんは、職場を継続していくかと思ったら、違う勤務地にヘッドハンティングされたらしくそちらで勤務中。

私は、探して探しまくってようやく落ち着いた職場で、これまたのんびり切った張ったしてます。

ようやく、ようやく、平穏な生活が幕を開けていったのです。

そして、この先も続いていくのです。

 

が。

何で私が誘われたのかについては、未だにはぐらかされます。

あっぽいわく、昔から仲が良かったから。

だーさんいわく、地元に一人残すのはかわいそうだったから。

でも、それだけではないような気がします。

 

まぁ・・・楽しいからいいんですけど。

些細な事です。